2015年10月27日火曜日

肩にかけられる革のトートバッグ 仕様変更のオーダー品を作っております





CHOCKの製品を日々使ってくださっている方に
少し大きめのトートバッグを作ってはくれまいかと
ご相談をいただきました



マリントートは たくさんの荷物を入れるようには
作っておりません

様々な箇所の耐久性を考えると、ただ単に
縦横を大きくすればいい という訳には
いかなかったりします



大きくすればそれだけ荷物が入る

当たり前の それにかなう物をどう仕上げようか
試作を繰り返し、持ち手の厚革を鞄の底まで添わせて
全体を支える事にしました。




いざ制作に入ります










ハンマーの下にある、上下2本の革

コバ(断面)を磨くと、上の様にツヤっとします










横から見ると 角が取れて丸みを帯びているのが
わかると思います


2本並んでいる 下が磨いた物です










作業台いっぱい とまではなりませんが
今回オーダー頂いた鞄はA4も楽に入るので
大きめになります




本体 前後面を縫い










裁断しっぱなしの ヘリを折り返して縫い










持ち手が通せるよう 帯状の物を縫い合わせ










持ち手に適した厚革を取り付けます










持ち手は 肩に掛けられる事がご希望だったので、
握りもしっかりと肩に収まるよう いつもより広めに
取りました










内縫いして

マチを縫います










オーダーを頂戴した方は、仕上がるのを
それは楽しみにお待ちいただいていたと思うのですが
インスタグラムに制作の写真を乗せていたら、
この鞄の持ち主になる方に見つかってしまいました










お手元に渡ってから、とても喜んでくださったのだなと
文面で感じ取る事ができました

こういったときに『ああ、本当に嬉しいな』と深く感じます




この方がおっしゃってくださったのですが
”持つと背筋がぴんとするような” 
これからも そんな道具を作って行きたいです













2015年10月22日木曜日

キャメル革とうぐいすの長財布 仕様変更と本体刻印の新生活オーダー品




ご自分が使っているCHOCKの特注財布を、
幼少の時からの友に教えてくださったようで
今回は これから新生活が初まるその友から
オーダーをいただいた物です




”わたくしのお財布を使ってくださっている方とその友は、会う度に仕様のやり取りをしているのだろうな。会えば話す事もたくさんあるだろうに、そこにたくさんの時間を割いて、財布の話をしてくれている”

そんな妄想にふけりながら、少しずつ決まって
いくオーダー内容をご報告してくださって、
とても微笑ましかったです
(接客してくださってありがとうございます)










裁断したパーツの、不必要な部分を漉き
染料を入れるところには入れてコバを磨きます



下の 一番大きい革の淵が濃くなっているのは
染料ではなくオイルの入った布で磨くとこうなります

表面加工を必要最低限にとどめた革だという事が
わかると思います




























友にお財布をご紹介してくださった方が、
これまでにないサイズや仕様のご相談を
いただいたのがきっかけで、短めの長財布が
新しい形として増えました

お友達は 通常の長さで小銭の部分だけ
変更してお作りさせていただきました


この二つのお財布、見た目は同じように見えますが
横幅は1.5センチも違うので、コンパクトが
好きな方は 短め長財布を おすすめしております






今回のオーダーは イタリック調のネーム刻印も
お入れしております










中は 小銭入れの両脇にカードポケットが付いております
よく使うカードはここに入れておくと 一番使い易いです










やり取りを進めて行くうちに どうやらこの
おふたりは家が近所だという事がわかり、
”ベランダから家の屋根が見える”
そんな距離に 友がいる事が羨ましくなりました


わたくしの 数少ない親友たちは江戸におり、
大阪→博多に移り住むまでは わたくしも江戸
でしたので、それはそれは頻繁に遊んでおりました

いつもは寂しくないそぶりをしておりますが
すぐに会える距離って、いいものだと思います



お互い 生活環境も家族構成も変わっていくにつれ
こうやって大人は少しずつ時間が取れなくなって
いくのだろうか と思うと寂しいので、今回の事は
心に留めておこうと思いました










お財布 お待たせいたしました


新生活 心より応援しております












起業して思う事、感じる事とお礼





『起業』というほどの大それた事ではないのですが
わたくし革の道具を作っております



このところ ご注文をいただく事も多くなりました


それだけ 関わる人が多くなりました










使い方や思考や好みは 本当に様々です




ネットでCHOCKを見つけてくださった方たちは、

革の感じだったり

使い慣れた形だったり

サイズだったり

使い勝手だったり

文だったり

言葉のやりとりだったり

日々 使ってくださっている方が
新たにオーダーをくださったり

はたまた ご紹介してくださったり




色々な要素が様々にあって、オーダーを頂いております





↓ 人様のオーダー品である鞄





人に対して ”保身の言動でない” ところの
自分のできる限りの事をしていると、
思ってもいないところで
自分が欲する出会いや 人付き合いがあったりします


それはそれは心地よいほどに 素敵な人たちだったりします




そういう目にあいたいから
自分を開いていたいです


みなさまありがとうございます










2015年10月21日水曜日

【限定品 特別仕様】漆黒革の長財布











先日、柔らかいネイビー革と赤いパーツを使った
長財布を販売させていただいたのですが、それに
引き続き 定番では扱っていない特別仕様をご紹介
させてください










黒の革は使うごとにましていく、使った人にしか
感じ得ない、其の何ともいえない艶が 本当に美しい
のです

定番のキャメルや 何者にも染められていないヌメ
にはない物です





『たまらない』

の一言に尽きます










前の会社にいた名残?で、たまに 引き手には染料を
入れずに作ったりするのですが、今回は 引き手の
コバ(革の断面)まで黒染料を入れております




この写真の段階では まんまと染料を入れ忘れておりますね〜

今は染料もしっかりと入って  ”漆黒” になっております



『漆黒の○○』という響きが好きで、
うぐいすの手縫いが入ってる時点で漆黒ではない
のですが、商品名は漆黒を採用しております










中は 他の長財布と同じ作りです
通帳も入ります
















うぐいす糸の手縫い以外、”漆黒” に包ませた限定品です





もしよろしければ どうぞ遊びにいらっしゃってください

お待ちしております








2015年10月16日金曜日

本体刻印の入れられる 新作:ホック留め大容量 革のカードケースを制作





先日ご紹介しました、このカードケースの制作過程です


















製品にはブランド刻印を入れておりますが、
この革には お名前も入れる事ができます










文字の形はイタリック調になります











”壊れにくい” で有名なイタリアンホックは
手縫いで取り付けております
















6穴リングの小さめな手帳のような大きさです










最大量 40枚のカードが入っております










毎日使う物だと思います

見開きにして 探し易くしております










ここからお店に飛んでいただけます

お時間がございましたら、ぜひに









2015年10月15日木曜日

鮮やかなイタリアンイエロー 革の2部屋名刺入れ制作





顔料をいっさい使わず、100%イタリア産の
染料のみで染色した革









1枚1枚 手作業で染めているので 色味に若干の
個体差がありますが、自然で素朴な風合いに
仕上がっております










自分で作っておきながら、糸処理の多い事に
難儀しております


まとめて何個か作ると気が遠くなりそうです










ホックは、細い金具が 割とすぐに折れて閉まらなく
なってしまう事が多いのですが、壊れにくいで有名な
”Made In Italy” の真鍮ホックを使っております


”Made In Japan” も もの凄く良いですが、
探すとイタリア製の良い物が見つかります










縫う前に ホックや刻印、取り付けたり入れたり
しなくてはいけない物を忘れると のちに困ったりします、
ご注意をば











染料を入れてしっかりと磨くと、
重なっている部分の革に一体感がでます




使っていっても ”そこだけ” 何ら変わらない
異様なほどの艶を出す方法も色々ありますが、
わたくしの使っている革には必要が無いと
感じているので そこまでしておりません










紙の質にもよりますが、50枚ほど入ります










ここからお店に飛んでいただけます

どうぞご覧になってみてください
















2015年10月13日火曜日

新作:ホック留め大容量のカードケースと森キャンプ





この連休はキャンプをしてまいりました

お約束の椅子も持って





標高の高い場所の夜は寒く、今回 
焚き火マイスターが同行していたので 
これまでにやりたかった事を叶えてきました


焚き火先輩から焚き火マイスターの称号を得ようと
1日目は座学、2日目は実地

ゆっくりとお酒を飲みながら話している空気を
遮らないよう薪を焼べ 火を絶やさないようにする

枯れ葉を利用し まだ水分の含んだ枝に火を繋げを
繰り返し、どうにかその称号を獲得する事ができました


でも獲得できたのは1級の ごく簡単な物

一番上の位である9段の内容をこなすには、
まだまだ知識も経験も足りなすぎるところですが
称号といっても 世の中で使える物ではなく
遊びの一環なので、9段まで貰えるかは焚き火先輩の
気分次第 ではないのかと思っております





さてこちらがホック仕様のカードケースです










縫い継ぎの無い  一枚革で仕上げた、上段10枚 下段10枚
合計20枚のカードケースが収められる物

使い方によっては 1箇所に背中合わせで2枚ずつ
お入れできますので多くて40枚収納できます



見開きで見易く開閉は簡単です

もしよろしければ ここからお店に飛んでいただけます






昨日 叶ってしまった ”焚き火” の他に 
極寒キャンプが夢であります


その昔、勤め先にいた先輩がそれはそれは強者で
あるとき 真冬にキャンプをしたそうです

真冬でも行けるだろうと気楽な感じて向かったようで
でもそれがあまりにも寒く、テント内で鍋をし、
あげくテントが炎上し捨てて帰った 
という、制作中はいつも近寄りがたいその先輩が 
終始笑いながら話してくれました

それからというもの極寒キャンプとは
どんなものぞ?炎上以外のところをしてみたいぞ
という気持ちがむくむくしております










2015年10月2日金曜日

大容量 革のカードケース 手縫いを入れたホック留め仕様のオーダーです




以前 特注でL字ファスナー長財布のオーダーを
いただいた方から お財布と同じようなカードケースが
欲しいとご相談いただきました


今使っていらっしゃる物を見せていただいたところ、
大きく違わないこのカードケースに近かったので
これを お財布の見た目に近づけて 誰が見ても
お揃いだと分かるようにしました





お財布と同じ革を使うので 何となく似てるなと
思うものですが、それよりももっとはっきり分かるよう
波の手縫いを入れて より似た感じに近づけました










商品名に”大容量” という名前を入れたくらいなので
それは多く入ります




ホックを開けると 中は上下2段になっていて
1枚づつ入れると20枚入り、カードを裏表にして
2枚づつ入れると40枚入りますよ










以前お作りさせていただいたお財布は ファスナー以外 
金具が見えないので、それに似せております










お財布の注文をいただいたときから ”出来る限り
人と違うものがいい” と言われておりました

どうやら このカードケースも ご希望に添う事が
できたようで、とても喜んで頂けました










これはオーダー品なので手縫いを入れておりますが、
近いうちに シンプルバージョンでみなさまにご紹介
出来ればと思っております

どうぞよろしくお願いいたします









2015年10月1日木曜日

革のトートバッグと仕入れから帰って来ております 





ぽんぽんと 2回立て続けにオーダーを
いただいた 舟型マリントートバッグ



どちらもお贈り物で、
どちらもお母さんへのプレゼントでした










さっき仕上がった物を計ったみたら220g
と 革なのにもの凄く軽いです


そして結構入ります










おふたりとも選んでくれた理由を教えて
くださったのですが、腕まで突っ込んで
中をがさごそ探さなくても パッと中身が
分かる浅さが良かったようです




ラッピングして発送させていただきました

お贈り物ですもの












”江戸への仕入れ”と言う名の
自堕落里帰りから帰ってきて、
今日から工房再開しています


あっちでは、前に勤めていた会社のみんな、
スパルタ(自称)でも 答えるようについて
きてくれた後輩や、新しく入社した子たちと
会って 飲んできました

初めてお会いした新人ちゃんたちは若くて
活力があり みんななんだかかわいらしく、
よく笑い 知らない人でも その輪に入れて
くれる温かさを感じてしまいました



数年経った今でもこうして受け入れてくれる事が
こんなにも嬉しいものかと実感しています

一人っきりの工房は なにかと寂しいものです。
というより、一緒に飲む相手が欲しいんです




さて 今から、下半期自分内ランキング上位の
〈プレミアムモルツ芳醇エール〉を買ってきます


ご注文、お問い合わせでお待ちいただいている方
ビール飲むので もう少しお待ちくだされ