2015年5月31日日曜日

革のハンドメイド ポケットに入るファスナーの財布と軍物




良いなと思って目につくお財布が
必要以上に大きい物しかなくて、それでいて
巷のパンツはポケットの浅いものが多いい


身につける物も持つ物も
できれば便利でコンパクトなものが使いたくて、
いつなんどきも身につけているのではないですが
わたくしは 理にかなっている軍パンや軍物を
こよなく愛しております





たとえば パラシュート部隊のパンツの股部分に付いている
パッと見は 洗濯をしたとき干し易いなっ、、と感じる
謎のひっかけ部分

買ったときに店主が教えてくれたのですが
パラシュート部隊がヘリから降りてくる為に必要な紐を
その謎のひっかけ部分に通して身体と紐が離れないようにする、
らしいです

普段の実生活でヘリから降りてくる場面は どう考えても少ないですが、
そうやって生まれた理にかなっているパンツが好きなのです

ちょっとしたフェチなのでしょうね


そして 身軽でいる事や 手ぶらで過ごす事が基本で、
できれば必要な物は 右後ろのポケットで済ませることに
心地よい気持ちを抱いております






履いているズボンについている限られた大きさのポケットに必要最低限の物を収めるには小ささが必要で、(入れすぎてしまうと見た目がかわいそうになる)でも そこに収めるお財布が小さすぎちゃうと カードの枚数が削られちゃって 小銭は取り出しにくくて、で どうにかこうにか小さい外枠に あーでもないこーでもない、これじゃあ使いずらいってね 作るにはもどかしくて むーん








そんなこんなで仕上がったのが
カードもいけるよ小銭も使いやすいエンジ色の小型財布です









苦労をかけてしまうほどに 使い込んでおりますが
それでも、まだまだこんなに美しいです


革のなんとも言えないツヤフェチでもあります











2015年5月28日木曜日

革のハンドメイド 門司港グランマーケット:翌日編と体育館



昨日、かれこれ数年ぶりに 激しく運動をしました

夜な夜な 体育館に集っては行う バレーボール




実は ”あははは うふふ” と和やかに執り行ない
本気とはかけ離れているだろう と甘んじておりました

大人が本気で向かっているその様に
心がうたれてしまいました






わたしはどの学生時代も 
何事にも本気にならず、本気を出さず いかに体を動かさずに
楽に過ごせるかだけを基準にしていたからでしょう

よくありそうな言葉ですが、いつの頃からか
『本気ってなんだっけ』と わからなくなり
チームだとか団結だとか そういったものたちに熱く感動する事もなく、
それが今ごろ 心残りになっていたとはです



単独がすきなはずなのに 思ってもいなかったところで、
本当はそういう 健康で熱い事がしてみたかった自分に気がつき
そういう感覚がまだあったことに嬉しくなったのと
身体も頭も冴えて眠れないので、ここまでは 真夜中も
いいとこに書いております





糸島の甘夏






さて
以前、門司港グランマーケットに出店したときの話です

CHOCKは初日だけの出店だったので 
次の日はお店屋さんを見てまわり中に、
なんともいえない 美しい形のライトを
見つけてしまいました








無駄な物がなにもなく
スイッチも下の方に ちょこんと申し訳なさそうについているだけ









こういうものが 出会いだと信じて疑うことなく
ほしいと割と即買いです







長くフランスで使われていたこのライトは
すごく小さな口金だったのですが、
海外で使う予定が今の所ないので
どこでにも売っているE26が使えるよう
ソケットを変えてもらいました

後日 すてきなお手紙とともに
我が工房にやってきました







フランスでは€39



なんだか良いので 剥がさずこのままにしています







ミシンは大切な道具ですが、
手元を照らす明るさも大切なひとつです












2015年5月27日水曜日

革のハンドメイド コーヒーのお供 新作:革のカップスリーブできました



以前 友人に頼まれて作ってみたことがあったのですが
季節が 変わるほど それはとても前のことで
ようやく みなさまにもご紹介できるようになりました


革のカップスリーブ

簡単な作りなのに長かった、、








巷のコーヒーショップで使われている だいたいの
紙コップに使えるようなサイズにしております





グレイッシュなネイビー








外人のような発色のレッド









渋いカーキ






革自体にオイルを感じられる柔らかい革なので
滑りにくいと思います






冷房のきいた室内では 温かいものが飲みたいです

注文するたびに、紙コップと一緒に 一度きりで捨ててしまう
紙のスリーブを付けてもらうよりも、革のカップスリーブを使い 
革の経年変化も楽しむ

『スリーブいりません』と言ってみてください




美味しいし 楽しい

そんな毎日もいいと思います











2015年5月21日木曜日

革のハンドメイド 牛革の焼印が入っている場所は上質な部分の革です





まず 手触りが違います








出だしから 何かの通販のようになっておりますが
これ、本当なのです





焼印とは、牛の飼い主が それぞれの牛を判別、管理しやすいように
牛のお尻の部分に 焼ごてのようなもので印を入れることです


その焼印は アルファベットだったり、記号だったりと様々

日本では焼印文化がないようで、焼印が入っているものは海外の原皮です
(今では焼印を入れること自体が少なくなっているようです)





その焼印の入っている箇所は 革にすると上質な場所

 でも その場所は ”皮”を革に鞣(なめ)す工程で革が破けて
しまったり取り分が悪かったりするので 商品として使うには
とても難しく、だいたいは捨てられてしまいますが、本当は
この場所の革が 良い場所なのですよ







あまり取れない箇所の革ですので、もし どこかで
みつけたら手に取ってみてください








一枚の革からひとつ分しかとれなかった
上質な部分の革のコインケース













2015年5月19日火曜日

私のではない革のハンドメイド この世で一番大好きな革鞄





過酷なときの
長い年月を
ともに過ごした革の鞄




チグリ という、シボが表情豊かな革









ダークでもあり
真直でもあったその時間は
濃くて褪せなくて
今の私になるための栄養だったらしい



どうやっても嫌いになれない物のひとつです

















2015年5月12日火曜日

革のハンドメイド 金具を使わないマリントートバッグ オーダー分制作中②




昨日まで 長い長い休みをいただいておりました


わたくしの周りにいる人たちのお陰で 今までにしたことの
なかった 様々な体験をしたり、違う職業の方たちに出会い
貴重な時間を過ごすことができました





いろいろな知恵を あたかも昨日食べたご飯の話をするかのように
話してくださった、お茶目で陽気 とにかく元気で『ハツラツ』と
いう言葉が スッと入ってくる湯布院の地主さん。


それぞれが それぞれに
熊本のサイハテで出会った本当にたくさんの、
自分の思う人生を強く生きる自由な人たち。


物事のルーツを考える方で、作業する工房も自分で作りながら
木の家具を作っている鹿児島の職人さん。


あるべき場所に その物があり、椅子や植物ひとつとっても きっと
すべてに意味がある、そういう家を作る事に携わり セルフビルドで
ご自分の家を建てた方。





たくさんあった出来事を、また違うところで書ければと思っております


本日より またどうぞよろしくお願いいたします







早速ですが、船型マリントートバッグの制作の続きです






持ち手を本体にくぐらせて
手のあたりがいいように、持ち易いように革を巻きます








縫ったあと 余分な革を裁断しますが、それは
前に書いた通りです

なんら変わりなくいつもそうです



持ち手に巻いた革を縫う時は、上の画像の左のようにしておきます
縫い終わって糸処理をしてから 右のようにします

こうしないとミシンで縫えないのです









そうしてから本体をひっくり返すのです

この鞄は柔らかくてしなやかなので ひっくり返しの作業は
ゴム手袋の必要もなくて簡単ですが、しっかりとした厚みが
あったり ハリのある革は ほぼパワープレイで行います









中はこうなっています

特注でつけたポケットが 底まで垂れています








ホックはついておりますが、金具を使わないマリントート

完成です









2015年5月3日日曜日

革のハンドメイド 金具を使わないマリントートバッグ オーダー分制作中①





革なのにびっくりするくらい軽くて、
深さがないので中が見易い
ネイビー×白色のさわやかなトートバッグ


革の道具を作っておりますCHOCKです




制作に入り 程なくしてから 思い立ったので
裁断と漉き、縫いの準備までしてしまっているのですが
作っているのは特注のお鞄です









鞄の形になるのを待っている本体
まだ ぺちゃんこです









持ち手の巻きを縫ったあとに
余分な革を切り落とします









ここまでは通常の形ですが、
特注をご希望されるお客さんもいらっしゃいます




白糸から紺の糸に変更、中ポケットとベロホック付けるオーダーです









革にホックを忍ばせておきます

これは ベロに似ているからでしょうね、
ベロホックと言っています









本体の前と後ろを完成させてから
持ち手をつけます




つづく